BTSのナムさんが読んでいると聞いて借り、年が明けてからずっと読んでた。500ページくらいある長編。小説というより物語。不思議な世界だけど読んでいて置いてけぼりにされる感覚がなく、終わり方は優しかった。斎藤真理子さんの訳者あとがきもよい。
2021年105冊め
しばらく少しずつ読んでいた。コストコみたいな業務用スーパーで一見便利な食品を大量購入しては余らせたままになったり、それで自己嫌悪に陥ったり、料理に苦手意識を持っていてそれで家族のパワーバランスまでいびつになったりしている人が料理のレッスンを受けて変わっていく話。
柚木麻子さんの本にもあったけど、自分で作って食べると自分が変わる。私のためにも家族のためにも、簡単なものでいいから作っていけたらいいな。