二隻のボートのような私たち

夫が買ってきてくれた山内マリコさんの新刊。同世代なせいか、自分のことのように感じる部分も多く、カバーも高校の時に「かわいい！けど高い！」と思いながら使っていたクオバディスのノートのデザイン。

「自分の舟を自分で漕ぐ」っていう結婚についての文章がよかったなー。いつでも離婚できるけど離婚したくないと思えるのが幸せな結婚って、16年前に結婚した時に誰かに言われて、ずっと胸にとめてきた言葉。

ふろく目当てでニコプチを買い始め、今はニコラ（量産型女子になろう！みたいなコピーにはギョッとするけど）へ移行し、発売日を楽しみにしている娘も、いずれ通る道なんだろうなと思う部分も多かった。いつでも貸せるよう本棚に大事に入れておこう。

まだなかなか文章が頭に入ってこないけど、本を読みたい気持ちは戻ってきた。