10月12日

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[朝]白湯、青汁、フレンチトースト(冷凍庫に入ってたバゲット、牛乳、ラム酒、卵、バター)、ビヒダス、プルーン、みかん、コーヒー

[おやつ]翠峰というみどりの葡萄、コーヒー

[夜]青汁、鶏手羽・大根・茹で卵の黒酢煮、大根葉の胡麻炒め、雑穀入りごはん、じゃが芋ワカメ葱の海老だし味噌汁、梨


「82年生まれ、キム・ジヨン」の映画へ。


小説を読んだ時の揺さぶられ方が尋常じゃなかったし、「大丈夫、あなたは一人じゃない」って首をかしげちゃうコピーの予告は「???」で頭がいっぱいに。


その後に小説が書かれた時と映画が作られた時、たった数年の違いだけれど声を上げた人がいたことで状況が変わって、絶望感しかなかった小説から希望のある映画が出来たと読んだり聞いたりして、早く観たかった。


妊娠前から「お手伝いします」と言い放ち、自分が育休を取ったら「読書や勉強もしたいし」というデヒョンさん、職場の上役や母の誕生日に実家に来たおばさんの無神経な一言、カフェで見知らぬ母子に失礼なことを聞こえるように話す3人組など、歯ぎしりをしたくなるような悔しい場面はたくさん。


でも原作ではキム・ジヨンよりも更に抑圧されて生きてきたんだから仕方ないか…と思うような描かれ方だった実母が全力かつ一貫してキム・ジヨンの100%味方だったことや、弟があんぱんを持ってきた場面で自分が当たり前だと思って享受してきたものを姉たちは与えられてこなかったんだと気付きはじめたことに、いろいろ拗らせ続けて40年の「79年生まれ、M」はマスクが湿るほど泣いた。


優しい夫がいて、かわいい子どもがいて、産後もチーム長や同僚など前職でのよき仲間たち(女性)がいて、両親も健在で、マンションや預け先があって、パッと見たらキム・ジヨンは恵まれている女性だと思う。


恵まれているんだから我慢しなきゃと思っていたら、苦しさや解離はひどくなるだけだろうし、次の誰かの苦しさに繋がるだけ。


カフェでキム・ジヨンが言い返せてよかった。パンフレットにあった山内マリコさんの「キム・ジヨンの邪魔をしないで」ってコラムもよかった。


スクワットは100回。