2021年4冊目

ワイルドサイドをほっつき歩け ――ハマータウンのおっさんたち

緊縮財政でNHSという制度が行き詰まって、私立の診療所で医療を受けるために借金で首が回らなくなる話や、既得権益を持ってる人たちがそれを手放したくないために起こる持たない人との格差についての話を読んでいて、遠い国の話だけどよくわかると思った。


前作はブレイディさんの青竹のような息子についての話、今作は煮詰めたメンマのようなブレイディさんの連れ合い世代の話ってあとがきで笑う。


前作は今、うちの息子が朝読書の時間に読むために学校に持って行っている。