2021-01-01から1年間の記事一覧
7話めくらいからふたりの主人公のエピソードが交差しはじめて、一気に読み進めた。199ページ作家の言葉「個人の悔恨と社会の悔恨はともに痕跡を残すが、しかし個人も社会もそもそもが同じ一つの体なのだということがそのときにはわからない。前の世代の過去…
学生時代に友達と呼べる人は滅多にできなかったし、子どもを産んだ頃はこんな私にママ友ができるわけないしママ友って怖そう…と思っていた私が、夫以外に知り合いもいない場所で仕事を通じて仲良くなった人やママ友ができた理由が何となくわかった。わかり合…
50人の登場人物のエピソードが少しずつ交差していく本。これは誰だったっけ?と行きつ戻りつしながら読んでいたからずいぶん時間がかかったけど、読んでよかった。どんな集団にも小さな権力を持つことで周囲の十人、百人を苦しめる人間がいるって文章にハッ…
しばらく少しずつ読んでいた。コストコみたいな業務用スーパーで一見便利な食品を大量購入しては余らせたままになったり、それで自己嫌悪に陥ったり、料理に苦手意識を持っていてそれで家族のパワーバランスまでいびつになったりしている人が料理のレッスン…
面白かったー!!裏表紙の解説に「ガールズ小説」って書いていたけど、どんな世代でも共感しながら楽しめる話だった。
図書館で読んだ。東京もいいけど大阪や神戸、京都の建築もいい。
図書館で読んだ。小菅刑務所の羽ばたく鳥のようなかたちの建物が見てみたい。
私たちにはことばが必要だ もそうだったけど、あまりにも正論すぎて、そういえばあの時も、あの人も、と辛くなってしまう記述が続いて、下駄をはかせる人やはいている人こそ読むべきなのにって思った。
結婚してから一度も夫のワイシャツのアイロンがけなどしたことなかったし、夫のワイシャツがピンとしてるかしわくちゃかとかも考えたことすらなかったけど、気にする人はするんだなあと思った。
図書館で読んだ。おもしろかったー!結婚妊娠出産育児の中で「何でだよ?!」と憤慨したことやモヤモヤしたことが言語化されていた。子どもたちがお腹にいたのはとっくの昔で変化はたくさんある(妊娠中は生魚を食べない方がいいってことも私が妊婦だった時…
図書館で読んだ。石岡さんが高校生の頃に作った絵本で、名前の由来をエメラルドや水晶のようにキラキラした子って書いててすてき!と思う。「らんたん」にもあったような文章も見つけた。
図書館で読んだ。明日館の大きな窓ガラスの枠、よかったな。聖飢魔IIのコンサートが上の階であるようでリハーサルの音がどんどこしてた。
「正しさ」や「ブレなさ」にがんじがらめにならなくていいって文章にありがたみを感じた。当事者じゃなくてもいいし、困り感の大小も関係なくても、声をあげたことがめぐりめぐって自分の生きやすさに繋がるかもしれない。
娘を塾に送った後、図書館で読んだ。最後の方の検証日誌が面白かった。スケッチや写真撮影、計測のために旧帝国ホテルに泊まり込み、解体時に鹿島建設に危険だと注意を受け、卒業を延期し留年して検証を続けた早稲田の学生さんたちのその後が知りたい。
自由学園明日館のショップで買った。お庭の紅葉や水仙(星のしずくもたくさん咲いていた)がきれいだったけど、前に行った時も冬だったから、いつか桜の時期に行きたいな。あといつか明日館での結婚式に出てみたい。
自由学園明日館のショップで購入。久しぶりにレシピ本を買った。味噌スープや擬製豆腐を作ってみたい。OGの方の思い出話もよき。
一日一話くらいで少しずつ読んでた。最後のまとめ方が柚木麻子さんぽくてすごくよかった。石田衣良さんのあとがきも。イノセンス。
書評で見て借りた。婦人科の待合時間や五風十雨で読む。なんだか村上春樹っぽかった。
だいぶ前に図書館で予約していた本。女子高生の頃から雑誌でよく眺めていたしまおまほさんはいつも面白くておしゃれだった。自叙伝的な感じなのかな。角田くんに感じる違和感は若い頃に自分も感じたことがある。それでも彼氏がいないよりはマシかと諦めかけ…
面白かったな。希望もあるしガッツもある。他の著作の登場人物がモブ的に出てくるのがよかった。森三中の黒沢かずこさんもあとがきで驚いてた「引きこもりの時は食べたあとの空の皿を見られるのもいやだ」って生を消したい感覚。
ママ友に借りた。ロシア編がかなり勉強になった。まぁ様退団公演の神々の土地で耳にしたツァールスコエ・セローが出てきたり、ラスプーチンがアレクセイの血友病を治していたり、去年の宙組アナスタシアのアナスタシアやネヴァ河も!!ずーっと細かいストー…
ママ友が貸してくれた。ジャンプらしくて面白い。
面白かった!!男社会の勝ち負けが気になって何も踏み出せない男の人のリアルさもよかった。
行って帰ってきたばっかりの人の話みたいな詳細さなのに、行ったことのない場所の妄想旅行記だってところに鈴木亮平さんの狂気(悪い意味じゃない)を感じた。シリアの話はあとがきを読んでなおさらいつか行けるようになりますようにと思ったし、ウズベキス…
ママ友が暇な時に読んでと宅配ボックスに入れておいてくれた漫画。綾野剛くんがオススメしていたから一巻を少しだけ読んだことがあったけど、特にタピオカ(犬)のまゆげの話はおなかの傷に響くほどおもしろかった。
金曜から再入院になった私に夫が差し入れしてくれた。4人部屋で静かに過ごしてるのにブフォッ!と笑ってしまう面白い覚え違い(私は「ローリングって名前のホストが書いた本」が1番好きだった)も、かわいらしい絵もよかったけど、司書さんのあたたかくて柔…
超オシャレではないけど趣味がよくて、手に入りやすいもので手軽に気楽にできることも紹介されてて、同じようなものばかり出てくるオシャレ暮らし本より断然参考になった!15歳年下のフランス人のご主人もお子さんたちもかわいい。
三砂ちづるさんの著書について「外部を排除した家庭をつくりとげて、それを切り盛りすることに女性の生きる道を見いだそうとしているのである。」と評されていて、私は正反対の生き方を選んできたつもりだけど、実母のことを書かれているようだなと思った。
今年のベストの一冊になると思う。女の人が結婚や恋愛をしてもしなくても、友達に恵まれて、夢を叶えて、元気に楽しく幸せに長生きできる世の中になってほしい。夢見がちに生きることに後ろめたさや恥ずかしさを持つ必要は一切なく、夢見がちな自分を全肯定…
肩ロース、蓮根、人参、ブロッコリー、ミニトマトでやってみた。簡単で野菜もたくさん摂れてよかった。けっこう塩を振ったつもりだったけど、うす味だったから塩は豪快でいいのかも。