2022年17冊め

その手をにぎりたい (小学館文庫)

この前信頼している穏やかな年上の女性が「男女雇用機会均等法が制定された翌年に働き始めて」って話をしていて、ちょうどその年代の話だなと興味深かった。柚木さんの食べ物の描写はいつもお腹が空く。すきやばし次郎のこと、私の実家で営んでいる不動産会社がバブル終焉を迎えた時のこと、この前ミステリと言う勿れのドラマを見ていたら漫画にはなかった気がする風呂光さんが整くんに恋愛感情を抱きはじめてるような描写があったことなど、いろいろと思い出しながら読んだ。ミステリと言う勿れも柚木さんの小説も、異性間にはまず恋愛!そして両思いへ!みたいなところがないところが好き。