2022年30冊め

赤毛のアン

子どもの頃に母に何度も読めと言われて仕方なく読んだ時とは違う魅力を感じた。おととしくらいにNetflixでアンという名の少女を途中まで見たからかもしれないし、柚木麻子さんの小説を読んでいて自分で読み返してみたいなって思ったからかもしれない。村岡花子さんのお孫さんの美枝さんがあとがきで、「女性や子どもたちが夢と希望をもって健やかに生きていってほしい。」という願いが祖母のペンを握り続ける情熱だったと書かれていて、そんな想いを持つ方が昔も今もずっとい続けてくれたことをうれしく思う。


347ページ:曲がり角をまがったさきになにがあるのかは、わからないの。でも、きっといちばんよいものにちがいないと思うの。