読んだもの

2022年4冊め

中村好文さんの文章がやわらかくて読みやすかった。落水荘とタウンハウス、エシェリック邸が好きだった。最後に載ってたアアルトのコエタロの住所がノルウェーってなってたのが気になる!!

2022年3冊め

建物への訪れ方などの詳細も書いてあってためになったんだけど、斜め上からなおじさんぽい文章が苦手だった。

2022年2冊め

まずタイトルに魅かれた。何のために誰のために無理をして仕事や育児、家事をしているのかってことが、手術や入院を経ることで私もはっきりわかるようになった。自分のために無理をしないことが結局は周りのためになる。村井理子さんは翻訳した本もいいけど…

2022年1冊め

BTSのナムさんが読んでいると聞いて借り、年が明けてからずっと読んでた。500ページくらいある長編。小説というより物語。不思議な世界だけど読んでいて置いてけぼりにされる感覚がなく、終わり方は優しかった。斎藤真理子さんの訳者あとがきもよい。

2021年108冊め

7話めくらいからふたりの主人公のエピソードが交差しはじめて、一気に読み進めた。199ページ作家の言葉「個人の悔恨と社会の悔恨はともに痕跡を残すが、しかし個人も社会もそもそもが同じ一つの体なのだということがそのときにはわからない。前の世代の過去…

2021年107冊め

学生時代に友達と呼べる人は滅多にできなかったし、子どもを産んだ頃はこんな私にママ友ができるわけないしママ友って怖そう…と思っていた私が、夫以外に知り合いもいない場所で仕事を通じて仲良くなった人やママ友ができた理由が何となくわかった。わかり合…

2021年106冊め

50人の登場人物のエピソードが少しずつ交差していく本。これは誰だったっけ?と行きつ戻りつしながら読んでいたからずいぶん時間がかかったけど、読んでよかった。どんな集団にも小さな権力を持つことで周囲の十人、百人を苦しめる人間がいるって文章にハッ…

2021年105冊め

しばらく少しずつ読んでいた。コストコみたいな業務用スーパーで一見便利な食品を大量購入しては余らせたままになったり、それで自己嫌悪に陥ったり、料理に苦手意識を持っていてそれで家族のパワーバランスまでいびつになったりしている人が料理のレッスン…

2021年104冊め

面白かったー!!裏表紙の解説に「ガールズ小説」って書いていたけど、どんな世代でも共感しながら楽しめる話だった。

2021年102冊め

図書館で読んだ。小菅刑務所の羽ばたく鳥のようなかたちの建物が見てみたい。

2021年103冊め

図書館で読んだ。東京もいいけど大阪や神戸、京都の建築もいい。

2021年101冊め

私たちにはことばが必要だ もそうだったけど、あまりにも正論すぎて、そういえばあの時も、あの人も、と辛くなってしまう記述が続いて、下駄をはかせる人やはいている人こそ読むべきなのにって思った。

2021年100冊め

結婚してから一度も夫のワイシャツのアイロンがけなどしたことなかったし、夫のワイシャツがピンとしてるかしわくちゃかとかも考えたことすらなかったけど、気にする人はするんだなあと思った。

2021年99冊め

図書館で読んだ。おもしろかったー!結婚妊娠出産育児の中で「何でだよ?!」と憤慨したことやモヤモヤしたことが言語化されていた。子どもたちがお腹にいたのはとっくの昔で変化はたくさんある(妊娠中は生魚を食べない方がいいってことも私が妊婦だった時…

2021年98冊め

図書館で読んだ。石岡さんが高校生の頃に作った絵本で、名前の由来をエメラルドや水晶のようにキラキラした子って書いててすてき!と思う。「らんたん」にもあったような文章も見つけた。

2021年97冊め

図書館で読んだ。明日館の大きな窓ガラスの枠、よかったな。聖飢魔IIのコンサートが上の階であるようでリハーサルの音がどんどこしてた。

2021年96冊め

「正しさ」や「ブレなさ」にがんじがらめにならなくていいって文章にありがたみを感じた。当事者じゃなくてもいいし、困り感の大小も関係なくても、声をあげたことがめぐりめぐって自分の生きやすさに繋がるかもしれない。

2021年95冊め

娘を塾に送った後、図書館で読んだ。最後の方の検証日誌が面白かった。スケッチや写真撮影、計測のために旧帝国ホテルに泊まり込み、解体時に鹿島建設に危険だと注意を受け、卒業を延期し留年して検証を続けた早稲田の学生さんたちのその後が知りたい。

2021年93冊め

自由学園明日館のショップで購入。久しぶりにレシピ本を買った。味噌スープや擬製豆腐を作ってみたい。OGの方の思い出話もよき。

2021年94冊め

自由学園明日館のショップで買った。お庭の紅葉や水仙(星のしずくもたくさん咲いていた)がきれいだったけど、前に行った時も冬だったから、いつか桜の時期に行きたいな。あといつか明日館での結婚式に出てみたい。

2021年92冊め

一日一話くらいで少しずつ読んでた。最後のまとめ方が柚木麻子さんぽくてすごくよかった。石田衣良さんのあとがきも。イノセンス。

2021年91冊め

書評で見て借りた。婦人科の待合時間や五風十雨で読む。なんだか村上春樹っぽかった。

2021年90冊め

だいぶ前に図書館で予約していた本。女子高生の頃から雑誌でよく眺めていたしまおまほさんはいつも面白くておしゃれだった。自叙伝的な感じなのかな。角田くんに感じる違和感は若い頃に自分も感じたことがある。それでも彼氏がいないよりはマシかと諦めかけ…

2021年89冊め

面白かったな。希望もあるしガッツもある。他の著作の登場人物がモブ的に出てくるのがよかった。森三中の黒沢かずこさんもあとがきで驚いてた「引きこもりの時は食べたあとの空の皿を見られるのもいやだ」って生を消したい感覚。

2021年80冊め〜88冊め

ママ友に借りた。ロシア編がかなり勉強になった。まぁ様退団公演の神々の土地で耳にしたツァールスコエ・セローが出てきたり、ラスプーチンがアレクセイの血友病を治していたり、去年の宙組アナスタシアのアナスタシアやネヴァ河も!!ずーっと細かいストー…

2021年76冊め、77冊め、78冊め、79冊め

ママ友が貸してくれた。ジャンプらしくて面白い。

2021年75冊め

面白かった!!男社会の勝ち負けが気になって何も踏み出せない男の人のリアルさもよかった。

2021年74冊め

行って帰ってきたばっかりの人の話みたいな詳細さなのに、行ったことのない場所の妄想旅行記だってところに鈴木亮平さんの狂気(悪い意味じゃない)を感じた。シリアの話はあとがきを読んでなおさらいつか行けるようになりますようにと思ったし、ウズベキス…

2021年72冊め、73冊め

ママ友が暇な時に読んでと宅配ボックスに入れておいてくれた漫画。綾野剛くんがオススメしていたから一巻を少しだけ読んだことがあったけど、特にタピオカ(犬)のまゆげの話はおなかの傷に響くほどおもしろかった。

2021年69冊め

三砂ちづるさんの著書について「外部を排除した家庭をつくりとげて、それを切り盛りすることに女性の生きる道を見いだそうとしているのである。」と評されていて、私は正反対の生き方を選んできたつもりだけど、実母のことを書かれているようだなと思った。