2021年15冊目

アンダー、サンダー、テンダー (新しい韓国の文学)

40代を迎える頃から、読みたい本はたくさんあるのに、集中力がおとろえてきたのか、思うようなスピードで本が読めなくなってきた。特に小説は2週間くらいかかってしまう。


けど!!昨日から読み始めて、続きが知りたいし、頭の中に映像が流れていくようにぐんぐん読んでいけて、久しぶりに一晩で読了(訳註が多いのにすごい!!)。


岡崎京子さんのマンガの続きを読んでいるようだった。あの頃に10代だった私たちが30代になって、40代を迎えた過程の中にある変化やなくしたものや諦めたもの、捨ててきたもの。未熟な私が大切にしてきたものを思い出した。今の私も熟してるとは思えないけど、とにかく若くて辛い時の。