8月21日

[朝]白湯、黒豆茶

[昼]青汁、トースト、無塩カルピスバター、ゆうべ夫が買ってきたミスドエンゼルフレンチ、エビグラタンパイ、ゆうべの甘唐辛子と砂肝の塩胡椒炒め、ビヒダス、おからパウダー、みかん、アイスコーヒー

[夜]青汁、カルボナーラドリア、せせりの唐揚げ、黒珊瑚胡瓜、トマト、レタス、かぼちゃ玉葱のポタージュ、メロン、キリンカラダフリー


娘が料理教室でもらってきたピエトロのカルボナーラソースと牛乳をゆうべ残ったごはんと温め、焼いたベーコンを混ぜてグラタン容器に入れ、中心に作ったくぼみに卵を落としてチーズをちらしてトースターで焼き、ブラックペッパーを挽いたカルボナーラドリアと、ママ友からもらった大きな都かぼちゃを汗だくで切って皮を剥き、ウォーターソテーした玉葱と藻塩と煮て、牛乳を入れてバーミックスで冷たいポタージュを作った。


しあわせのつくり方

10年前くらいに夫が出張ついでに買ってきてくれたダンディゾンのパンがすごく美味しくて、その後おふたりの記事や本はちょくちょく読んできた。


美意識が高く、本人たちの見た目も清潔感があって小ざっぱりときれいで、いわゆる「アンテナ」も高いご夫婦なんだけど、今までの著書は読んだ後にもやっとしたり、鼻についたり(うらやましいからだとは思う)があった。


今回も私のそういう嫌な部分が引き出されないわけではなかったけど、かおりさんの綴っている想いに共感する部分が多く、一気に読んだ。


仕事を休んで初めて、学校から帰ってくる子どもたちを家で待つお母さんになった。息子は15歳だし帰ってきて私にベラベラ話しかけてくることは滅多にないけど、それでも何かいいニュースや小学校からの仲良しくんたちの面白エピソードをまず話すことがある。娘は毎日たいてい「おかーさーん!」と言いながら帰ってくる。


105ページの“子どもにとって、家にとりあえずの予定がない人がいるって、素晴らしい。「お腹がすいた」とか、「聞いてほしいことがある」とか、自分に向き合ってくれる人がいてくれる安心感は、本当に大切だと思います。”って文章を読んで、今の自分だからこそ深く頷ける。娘の友達とのLINEのトラブルにも、仕事をしてたら気付けなかったかもしれない。


母であることと並行して仕事をして、大人としての自分の時間とお金を得続けてきた14年は、よく頑張ってきたなと自分でも思うし、だからこそ宝塚観劇とかお金のかかる趣味にも躊躇なくハマりこめた。


参観日や行事にも出来る限り参加して子どもたちのことも仕事以上にずーっと大事に思ってはきたけれど、時間の余裕がない分、何でもない時間を作ることは難しくて、「学校どうだった?」って毎日ゆっくり聞いてあげることはできないまま、ふたりともの親に何でも話したい時期は過ぎていったんだな。


子どもたちの手が離れかけてきて、仕事に割く時間や頭にしめる割合が私の負荷をこえるようになり、休みを取ることになってしまったけど、子どもたちが断然一番なのは変わらないからこそ、これからのふたりが見つけていくやりたいことを頑張れるよう、無理して仕事をしてバランスがとれない状態には陥らないようにしたい。


あとかおりさんが、女友達なら許せても夫がすると許せないことがあるって書いていて、ジェーン・スーさんの「女友達にしたくないことは恋人にもやらない」って名言を思い出した。