8月19日

火車 (新潮文庫)

[朝]白湯

[昼]黒豆茶

[夜]五風十雨よもぎ


やっと読み終えた。喬子の元夫が「浅ましい」と思うところが一番頭に残った。育ってきた環境の違いは誰にでもあるとはいえ、乗り越えられない溝があることをまざまざと実感させられるエピソード。


宇都宮健児さんがモデルになっているという弁護士さんの語るサラ金やカードで借金がふくれあがる仕組みと交通事故との比較とか、ハッとする。


結末のその先が知りたい話。